グループディスカッションで僕がやらかした失敗談3つとその対処法

スポンサーリンク




こんばんは、まろんです。

就活解禁もまもなくとなってきました。

みなさんは順調に準備が進んでいるでしょうか。

 

さて、今日はグループディスカッションについてです。

みなさんはお好きでしょうか?

私はこのグループディスカッション、大嫌いでした

 

就活では理不尽なことばかりですが、それにも輪をかけて理不尽なことばかりが起こるのがこのグループディスカッションです。

 

そこで今日は私が過去にやらかしたグループディスカッションの失敗を書いていき、みなさんに反面教師にしてもらえればいいかな、と思います。

 

失敗1、時間内に話がまとまらない

最初の失敗がこれ。

グループディスカッションは出題されるお題に対して10分とか20分くらいの時間が与えられます。

与えられた時間内でグループで議論して、最後に発表するという形式がオーソドックスです。

 

が、時間が厳しいことも多いため、話が脱線してしまうとまとまらなくなり、発表することができない、なんてことになってしまいます。

 

具体例

これは私が就活ではじめてグループディスカッションをした時のことです。

某ガス会社で行われたインターンでの出来事でした。

 

お題はたしか、「わが社の成長戦略についてライバル企業の動向にも触れながら発表しなさい」みたいな感じのものだったように思います。

 

時期がまだ早かったためか周りの人もまだ慣れておらず、手探り状態で議論を進めている感じです。

 

各自意見を出し合い、途中まではいい感じで進んでいたのですが、急に(厳密には当初から)会話がかみ合わなくなっていきました。

 

例えば一人が電力自由化のことを話し始めたと思ったら、また別の人は燃料調達の話を、さらに別の人はインフラ業界全般の話をし始め、収拾がつかなくなってしまいました。

 

しまいにはグループの一人がヒスを起こして暴走を始めてしまい、雰囲気が絶望的なものとなってしまいました。(マジでありえねーだろ汗)

 

結果として互いに会話がかみ合わないうちに時間切れとなってしまい、発表の準備どころか、グループとしての結論すら出せていないという最悪の結果に終わりました。

 

私個人としても最低最悪のグループワークでした。

これほどまでにひどいグループワークは後にも先にもないでしょう。

それくらいのものでした。

原因

こうなってしまった原因は簡単です。

一番最初に定義を決めていなかったことが原因です。

 

「ガス会社の成長戦略」と一言で言ってもいろいろあるわけです。

まず最初に「成長戦略」、とりわけ「成長」とは何かを定義しなければいけませんでした。

 

シェア拡大なのか、売り上げ向上なのか。

仮に売り上げだったとして前年比10パーセント増なのか、100万円多く儲けることができたら成長なのか、その辺の数字を盛り込んでいかなければなりませんでした。

 

こうした前提となる条件を定義づけしない限り、メンバーごとに思い描く「もの」が違ってきてしまいます。

そうなると当然、出してくる意見が違ってきてしまうのは当然といえますね。

失敗2、クラッシャー、現る

グループディスカッション名物、クラッシャーです。

避けようと思ってもこれを避けることはできません

 

むしろ、グループ内に絶対一人はいるものだと最初から覚悟して臨むのが一番でしょう。

いなければラッキー、くらいの勢いで(笑)

 

クラッシャーが現れる原因として、グループディスカッションが行われるのは選考の前半だということが理由として挙げられます。

 

グループディスカッションの主な目的は集団討論することができないヤバいやつを弾くためです。

 

となると、グループディスカッションをするときには一定数ヤバいやつが紛れ込んでいることになります。

 

で、迷惑なことにそのヤバいやつのペースに巻き込まれてしまうと最悪グループ全員が落とされてしまうという可能性もあるのです(理不尽だろww)

具体例

大学の学内講座でグループディスカッションをやった時のことです。

この時私は練習のつもりで司会を引き受けてやってみました。

 

議論は順調に進み、意見がまとまりかけて時間的にもうそろそろまとめていかないといけない、というときにヤツが颯爽と登場!

 

クラッシャー「でも私の意見は実は違ってて~、こうしたらどうですか~(まったく的外れなうえに話を振り出しに戻すようなしょうもない意見)」

 

その時の私はどうすればいいのかわからずにあろうことかヤツの意見を取り入れることに・・・。

 

が、今までの意見とヤツの意見との整合性がとれずそのまま時間切れアウト。

結果は散々でした。

 

 

で、学内講座だったので企業の人事の人からフィードバックがもらえるとのことだったのですが、その結果が驚くべきものでした。

 

なんとヤツが一番いい評価だったのです。

 

それを聞いたとき、一瞬( ゚д゚ )となったことを覚えています。

 

いやいやいや、お前、ちゃんと見てたのか!?

こいつどう考えても議論をぶち壊してますからwww

いくらなんでもそれはないでしょうwww

 

で、その理由なんですが、

「意見をいっぱい言えてたから」

 

ナメとんのかゴラー

 

その会社だけは死んでもいかないと心に誓いました。

(なんでこんな奴が新卒担当やってるんだろう・・・)

原因

クラッシャー(今回の場合、メガンテと呼ばれるタイプ)がいたらどうするか。

極力まともに取り合わない、これ一択です。

 

私はこれができていなかったために失敗しました。

それと同時に慣れない司会なんてやるもんじゃないな、とも思いました。

 

司会はうまくいけば評価されますが、失敗すればすなわち死につながります。

クラッシャー参加率を考えるとやめておいた方がベターですね。

 

しかもさんざん話をかき乱したクラッシャーのほうが評価されることもあるのがグループディスカッションのどうしようもないところです。

失敗3、発表に失敗する

これもあるあるですね。

なんとかして目立とうとして発表者を買って出たのはいいとして、その発表がうまくいかなかった、というものです。

 

得意な人は得意なのですが、私の場合、限られた時間の中で作られた質の低い内容を準備時間もほぼない状態で発表できるほど機転の利く人間ではありませんでした。

実例

これも企業からフィードバックのある選考会でのお話です。

 

話がなんとかまとめ終わり、あとは発表するだけという状態でした。

このとき私は目立とうとして発表者を買って出ました。

 

が、なんとか時間内にまとまっただけでなんの推敲もされていないメモ書きをただ羅列するだけという低レベル極まりない発表でした。

 

とても満足できるものではありません。

 

それだけならまだよかったのですが、その発表内容自体、論理的に矛盾したものになってしまっていて、聞くに堪えないモノでした。

 

そのことをメモ書きを読み上げながら気づいたのですが、あとから気が付いてもどうにもなりません。

 

企業の人から渋い顔をされて、「それ、矛盾してるよね」と言われておしまいでした。

原因

グループディスカッションは正直、発表内容や結論はそこまで重視されていないと思います。

 

企業の側でも学生がたかだか10分20分程度で考えたものなんて低レベルであることなど百も承知です。

 

とはいえ、さすがに発表内容があまりにもおかしいとなるとこれはいただけません。

 

そんな時に発表者なんてやっていたら悪目立ちしてしまいます。

 

発表者にそこまでのメリットはありませんのでやらないほうがベターでしょう。

これでわかるGD攻略法

就活をしていくうえでいまや欠かせない存在となっているグループディスカッション(以下GD)。

それでもなんとかしてこれを攻略していかなくてはなりません。

そんなGDを突破するアドバイスをいくつか紹介していきたいと思います。

まずはGDを知ろう!

GD対策の第一段階目は敵を知り・・・じゃないですけど、GDとはなんぞやということから知っておかないといけませんね。

 

GDは選考過程の前半、集団・個別面接に進む前段階で登場することが多いです。

その目的は多くの場合、協調性のない「ヤバイ人」を落とすためです。

 

もちろん企業によっては独創的なアイディアを出せるかといったことや集団のなかでいかにリーダーシップを発揮できるかを重要視するところもあるとは思います。

 

が、働いていくうえで、どんな仕事でもチームプレーが絶対に求められます。

そこで好き勝手やるような人はたとえどれだけ優秀でも、会社に入って足並みを乱すことになりかねません。

 

そういったひとを落とす目的でされることが多いわけです。

まずはGDの大前提としてここのところをしっかりと押さえておいてください。

GDの進行を知ろう!

その次にGDの進行についてです。

GDには大まかな進め方というものがあります。

 

1.時間配分を決める(役割分担が必要な場合、ここで決める)

2.テーマの定義を決める

3.意見を可能な限り出す

4.意見を集約する

(5.発表がある場合は発表の準備をする)

 

GDの王道のやり方であるPCDAサイクルと呼ばれるものなのですが、そんな意識高い系用語は覚えなくてもいいです。

 

ここで大事なのはGDではこのような進め方でやっていくということです。

 

ひとつひとつを細かく説明していくと

時間配分を決める

ここは大事です。

グループディスカッションは20分だったり30分だったりと時間が決められています。

まずは何に何分費やすのかを一番最初に決めておきましょう。

ここでしっかりと時間を決めておかないと結局話がまとまらずに全員不合格という最悪の結末を迎えることになります。

 

 

実は私が初めてGDをやったときは、一番最初に時間配分を決めていなかったばっかりに、満足な発表準備ができずに大失敗したという苦い経験があります苦笑

みなさんも気を付けてください。

役割分担を決める

グループの人数が少なければ特に役割分担をしなくてもいいですが、さすがに人数が7人とか8人みたいに大きくなると、意見の集約が難しくなるのでここで決めておきましょう。

 

役割としては大きく分けて司会(リーダー)、書記、そしてタイムキーパーがあります。

このなかで司会はうまくやれれば大幅なポイントアップとなりますが、ミスれば致命的です。

書記は書くことに手いっぱいになりがちでアピールしづらいです。

 

 

おすすめはやはりタイムキーパーですね。

残り何分です、というだけで無駄に目立てますし、面接官にもチームに貢献しているという印象を与えることができます。

テーマの定義を決める

これも大事になってきます。

これを決めないと議論すべき前提条件がずれて、メンバー間で意思疎通が難しくなります。

 

例えば雨が降らない土地で傘を売るにはどうすればいいのかというテーマが与えられたとします。

この時、雨が降らない土地とはどういったところなのか(砂漠なのか南極なのか、はたまた月面上なのか)、傘とはどんな傘なのか(雨傘なのか日傘なのか、いくらのものなのか)、売るとしたら何個売るのか(1個で売れたとするのか、100個で売れたとするのか)、こういったことを最初に定義しておかないと無関係な意見が飛び出したりして収拾がつかなくなります。

 

意見を可能な限り出す

この段階をまたまた意識高い系の言葉でいうとブレーンストーミングといいます。

(こういう意識高い系の言葉も知らないといざ本番でそういう人たちに囲まれたらそれだけで話についていけなくなりますからね)

 

まあ平たく言えばできるだけたくさんの意見を出すということです。

この際、合っているかどうかは関係ありません。

できる限り多くの意見を出していきます。

一見関係ない、的外れな意見でもいいんです。

そうした意見もひょっとしたらのちのち役に立つかもしれません。

 

ここで大事なのは他人が出した意見を否定しないことです。

よっぽど的外れで何言ってるんだコイツ?みたいなものならべつにいいのですが(犬が好きか猫が好きかを話しているときに、私はハンバーグが好きですなんて言っちゃうとか)、それ以外でしたら否定しないでいることが吉です。

 

ここであまりにも反論すると落とされますのでご注意を。

意見を集約する

前の段階で出された意見をブラッシュアップしていきます。

発表があるのならそれに向けてチームの意見をまとめていきましょう。

司会役、リーダー役の人は一番の腕の見せ所です。

 

発表の準備をする

発表が課される場合はそれに向けて段取りを決めましょう。

誰がどこを発表するのかを事前に打ち合わせておきます。

時間が余ればの話ですが、できれば発表のリハーサルまでできると完璧です。

その際は時間を計ってやってください。

 

ここまでできればほとんどの場合、チーム全員が受かるでしょう。

GDの頻出テーマを押さえよう

GDに出されるテーマはある程度決まっています。

ネットで調べればごろごろころがっています。

コツとしてはそのテーマを使って一人ディスカッションをやってみることです。

 

一人で答えが出せなければ集団で出せるわけがありませんから。

まとめ

グループディスカッションは一緒のグループの人によって難易度が様変わりします。

クラッシャーがいるかいないかで突破確率は雲泥の差となって表れてきます。

 

また普通の面接でもそうですが、グループディスカッションは面接官のあたり外れによって大きく左右されます。

 

質の悪い面接官にあたると議論を乱しまくったクラッシャーのほうが評価されるなんてこともあるくらい理不尽なことも起こりえます。

 

質の悪い面接官ということで言えば、グループディスカッションはそんな面接官にあたる確率はほかの選考方法よりもどうしても上がります。

 

グループディスカッションをやるときはまだ選考の初期段階であることが多く、数を捌かなければなりません。

 

が、就活生の人数が多いと人事だけでは対処できないことが多いですから、ほかの部署の社員に応援を要請することになります。

 

そうなるととくに教育を受けたことがない社員が面接官をやることになり、理不尽な「お祈り」が生み出されることもあるのです。

 

そうした恐怖から私はグループディスカッションというものが大嫌いです。

 

が、こればっかりはどうしようもありません。

グループディスカッションは結局のところ数をこなして、理不尽なことにも適切に対処できる対応力を磨いておくくらいしか打つ手がないのが実情です。

・・・GDは結局場数、ですよ?

おすすめ【公務員試験対策まとめ】試験に5戦全勝した元国家公務員が徹底解説!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください