こんにちは、まろんです。
今日は判断推理、資料解釈、そして数的推理についてまとめて書いていこうと思います。
3科目とも公務員試験を受けるうえでできる限り落としたくない分野になります。
しっかりと対策しておきましょう。
判断推理って何?
判断推理はパズルや位置問題などが出題されます。
SPIの非言語ででてくる推論分野と近いものがありますね。
複雑な計算が必要ない分、数学が苦手な人や数的推理が苦手な人でもどうにかなる分野でもあります。
簡単な問題で言うと
A、B、Cの3人がいます。3人は一列に並んでいます。次の発言が正しいとき3人の並び順が正しいものを選択しなさい。なお、左側から順に並んでいるものとする。
A「私はBの次に並んでいる」
B「私は先頭だ」
1.ABC
2.BCA
3.BAC
4.CBA
5.CAB
答え3
みたいな感じの問題が出ます。
もちろん、実際はこんな簡単ではありません(笑)
試験区分によっても難易度は左右されますが、対策は必須と言えます。
最悪中学校や高校で習った数学でゴリ押しすれば答えが出せる数的推理と違って、判断推理は解き方を知らなければ手も足も出ません。
とはいえ、数的処理の中でも数的推理と並んで出題数も多い上にパターンも限られていますのでここで可能な限り点数を稼いでおきたいところです。
判断推理を解くコツってどうやって身に着けるの?
判断推理を独学でやるなら
または
の二つを超絶オススメします!
というのも、どちらか1冊仕上げるだけで判断推理対策が完結するからです!
公務員試験で問われる判断推理はこれらのうちどちらかを完璧にすればほとんど解くことができ、あとは受験先の過去問を解くだけで得点源にすることができます!
おすすめポイント
私自身も畑中敦子の判断推理ベストプラスを使って勉強し、本番では判断推理を得点源にすることができました!
受験先ごとの頻出分野が書かれており、それに沿って学習することで効率的に勉強することができました。
ただでさえ時間がない公務員試験対策では頻出分野に絞って学習することは本当に大事なポイントですので、その点で非常に重宝しました。
また、解説もわかりやすく、分量も適切だったため、実力の伸びを実感することができました。
実際、自分が受けた公務員試験では8割以上得点することができたので自信をもってお勧めできます!
なお、判断推理は数的推理よりかはとっつきやすいのでこれらよりレベルを下げた参考書をやる必要はないでしょう。
具体的な使い方
使い方としては、
- 自分が受ける試験区分の頻出分野を巻頭の一覧ページで調べる
- 頻出順に取り組むセクションを決める
- 普通に問題を解いていって解法をマスターしていく
- 過去問演習時にわからない箇所を辞書代わりに調べ、適宜復習する
こんな形で学習すればいいでしょう。
解法数も数的推理に比べると限られていますし、問題を解いていて、パズルのようでむしろ楽しいとすら思えるかもしれません(笑)
資料解釈とは
資料解釈はその名の通りグラフなどの資料から読み取ってそれを正しく説明してある選択肢を答えるというものです。
資料解釈は問題数も少なく、軽視されがちですが、時間をかけさえすればほぼ確実に答えられるという特性をもちます。
1点2点を争う公務員試験で、確実に点が取れる資料解釈は貴重です。
ただ、時間が結構取られるためにある程度演習をして素早くこたえられるように訓練しておく必要があります。
出題数は決して多いとは言えないものの、やればほぼ確実に得点源にできることから無対策で挑むのは得策ではありません。
資料解釈を解くコツを身に着けるにはどうするの?
資料解釈には
または
の2つをおすすめしておきます。
資料解釈の参考書は数も少なく、選択の余地が少ないです。
資料解釈の対策をしたければこのうちどちらかをこなせばそれで正解です。
こちらも判断推理同様、限られた解法をマスターすべく問題演習してください。
ただし、資料解釈はそのやり方というかコツさえ身に着けさえすればOKなので参考書を何周も何周もぐるぐる勉強する科目でもないと思います。
出題数もそこまで多くないですし、さっさとコツを身に着けて手早く済ませておきたいところですね。
押しも押されぬ最重要科目、数的推理
公務員試験を受験しようと考える人なら知らない人はいないでしょう。
公務員試験を攻略するうえでの最重要科目、数的処理のうちの数的推理攻略について書いていこうと思います。
その配点は教養試験の中でも非常に大きく、この科目で大きく失点すると合格が絶望的になります。
教養試験であることから、公務員試験を受験する人のほとんどはこの科目を解くことになります。
専門の経済学や民法が苦手でも専門科目が課されない試験区分を受験すればいいですし、配点の低い物理や数学は捨てればいいのですが、この科目だけは決して逃れることができません。
公務員試験を受験するなら必ず立ちふさがる科目のため、真っ先に対策を考えておく必要があります。
苦手にする人が多い科目でもある
ところがこの科目、苦手する人が非常に多い科目としても知られています。
それはこの科目が数式を使って解くからです。
例えば速さを求める問題や濃度を求める問題が出たりします。
場合の数と確率といった単元も頻出問題として出題されます。
そんなわけで中高時代に数学が苦手だった人を中心にこの科目に苦手意識をもつ人が多くみられるというわけです。
中にはこの科目のせいで公務員試験自体をあきらめてしまうひとまででる始末です。
数学アレルギーでも大丈夫!
ここで私の数学嫌いエピソードをひとつ。
高校時代、青チャートの難しさに挫折し、一つレベルを落とした黄色チャートですらその分量に圧倒され挫折。
授業にもついていけず、そのままあろうことか数学をしばらく放置し、テスト前でも英語や国語ばかりやっていました(典型的な文系脳)。
そのまま大学受験を迎えた結果、満足のいく数学対策ができないままセンター試験に突撃、見るも無残な点数をたたき出します。
さらに二次試験直前にもかかわらず数学に関してほとんどやる気がでず、そのまま特攻。
案の定二次試験の数学で1問も解くことができずに撃沈しました(苦笑)
受かったからよかったものの、あれはひどかった(笑)
試験が迫っているのにろくに試験対策もしないほど数学が嫌いで嫌いで仕方なく、数学のことを考えるだけでアレルギー反応を起こす(笑)私でも、数的推理はなんとかなりました。
というのも
理由① 数的推理で扱う範囲はほとんどが中学数学
数的推理に出てくる試験範囲はごくごく限られています。
そのほとんどは中学で習う程度のものです!
聞いただけで吐き気をもよおすベクトルだの微分積分だのは一切出てきません←これ重要
確率も出てきますが、確率漸化式みたいな血反吐がでるような問題はでてきません。
公務員試験はセンター試験プラスアルファだ、などとよく言われますが、数的推理に関してはそんなにレベルも高くないです。
中学数学さえ押さえてあるなら数学が苦手な人でもなんとか食らいつくことができます!
理由② 公務員試験に絞った参考書が充実している
独学の人にとっては朗報です。
数的推理はほかの科目に比べて参考書が充実しています。
ですから自分にあった参考書を選んで勉強することが可能です。
数的推理おすすめ参考書
ここからは数的推理を勉強するうえでお勧めできる教材を紹介していきます。
中学数学は基本的に大丈夫という人向け
の二つを超絶オススメします!
というのも、どちらか1冊仕上げるだけで数的推理対策が完結するからです!
公務員試験で問われる判断推理はこれらのうちどちらかを完璧にすればほとんど解くことができ、あとは受験先の過去問を解くだけで得点源にすることができます!
おすすめポイント
数学アレルギーの私でも畑中敦子の判断推理ベストプラスを使って勉強し、本番では数的推理を得点源にすることができました!
なので個人的には畑中本をおすすめします。
畑中本は受験先ごとの頻出分野が書かれており、それに沿って学習することで効率的に勉強することができます。
ただでさえ時間がない公務員試験対策では頻出分野に絞って学習することは本当に大事なポイントですので、その点で非常に重宝しました。
また、解説もわかりやすく、分量も適切だったため、実力の伸びを実感することができました。
このくらいのレベルの問題を押さえておけばひとまず地方上級レベルなら十分合格点をとることができます!
ですから地方上級狙いの人はこれくらいまで頑張って勉強してもらいたいです!
具体的な使い方
使い方としては、
- 自分が受ける試験区分の頻出分野を巻頭の一覧ページで調べる
- 頻出順に取り組むセクションを決める
- 普通に問題を解いていって解法をマスターしていく
- 過去問演習時にわからない箇所を辞書代わりに調べ、適宜復習する
こんな形で学習すればいいでしょう。
中学数学すら危うい人向け
この2冊は中学数学が危うい人でも取り組めるように最初に知識のまとめをしてくれています。
扱う問題の難易度もそこまで高くないのが数学が苦手な人にとってはGOODです!
しかもこれらどちらかをやっておけば市役所程度ならなんとか滑り込めるくらいの実力はつきますのでおススメできます!
また、先ほど紹介した参考書へとステップアップすることも可能です。
余裕がある人向け
逆に、余裕があるならクイックマスターまでやっておけば万全ですね。
数的推理に関してはみんな大好きスー過去よりクイックマスターのほうが優れている気がします。
こちらのほうが解説が丁寧です。
ただ、分量が多いのでつまみ食い程度で十分です。
必要以上に時間をかけるならほかの科目に時間を割いた方が有意義です。
学習ケース
市役所狙いの人
玉手箱か初級ベストをやるだけで十分かと。
万全を期したい人はスピード解説、ベストプラスまでやってください。
国立大学法人も難易度的にこれくらいではありますが、ボーダーが高いためベストプラスレベルまでやっておいた方がいいと思われます。
地方上級、国家一般職狙いの人
中学数学が苦手なら玉手箱レベルからやるほうがいいです。
中学数学は大丈夫というひとはベストプラスから取り組んでください。
万全を期したい人はクイックマスターまでやっておくといいですが、そこまでやらなくて合格点には達するかと。
また、税務署や警察、裁判所狙いのひともベストプラスまでやっておいたほうが安全です。
国家総合職狙いの人
総合職狙いの人はクイックマスターまでばっちりやった方がいいです。
とはいえ、先ほども書きましたがクイックマスターは全問解こうとすると分量が膨大すぎるので自分が苦手な分野を中心につまみ食い感覚で問題演習をしていくのが得策ですね。
どうしても苦手だという人
どうしても数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)が苦手だという人は予備校に通うことをおすすめします。
個人的にはアガルートの公務員講座が良いです。
- 通信講座なので場所や時間に縛られない
- 自分のペースで取り組むことができる
- 8段階(× 0.5 /0.75/ 1.0 / 1.25 / 1.5 / 2.0 / 2.5 / 3.0)から好きな再生速度で視聴できるので効率的に勉強できる
- 月1回の定期カウンセリングがあるのでペースメーカーになる
- 地方上級や市役所など自分が受けたい受験先に合わせてカリキュラムが選べる
- 他の予備校や通信教育よりも短期間で学べる「速習講座」もあるので直前期でも公務員試験に挑戦できる
- 独学と違ってカリキュラムがしっかりしているので「次に何をやればいいのかわからない」ということにならない
特に、アガルートの場合だと、「速習講座」というものがありますので「本番までもう時間がない、間に合わない」と諦めかけてしまう人でも本番に出るところに絞った効率的な学習をすることができますので最後まで諦める必要はありません。
数駅処理についてもわかりやすく解説されていますのでどうしても苦手だという人は受講してみてはいかがでしょうか?
参考書を解き終わったら
紹介した参考書をマスターし終えたら、判断推理、資料解釈、数的推理ともに対策は終了です。
あとは過去問演習を通じてわからない、忘れてしまった単元を適宜復習するという形で十分得点源にできると思います!
もちろん紹介した参考書をマスターすれば本番でも困らないとは思いますが、余裕がある人、心配な人はスー過去や、クイックマスターに進んでもいいとは思います。
ですが、そんな時間があるならほかの科目をやったほうがコスパはいいはずです。
まとめ
数的推理、判断推理、資料解釈といった数的処理は公務員試験において最重要科目といえます。
数的処理が原因で公務員試験をあきらめる人が後を絶ちません。
もちろんこれだけ配点が大きいと捨てるわけにもいきません。
ですが、数的処理の出題範囲はおおよそ中学数学に収まります。
ですから数学嫌いのひとでもなんとか食らいついていけると思います。
ここで点数を稼ぐことができなければ公務員試験合格は夢のまた夢となってしまいます。
幸いなことにこれらの科目は参考書も充実していますので独学でも困ることありません。
その一つとして「畑中本」を挙げることができます。
数的推理も含めて数的処理は畑中本がどうしても「王道」になっています。
が、畑中本はクセがあって受け付けない人にはとことん受け付けないひともいます。
ですが、畑中本以外の本、例えば「玉手箱」や「スピード解説」なども十分すぎるほど使えますので仮に畑中本が合わなくても、これらの参考書で安心して学習してください。
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