金のフレーズだけでTOEICは100点伸びる!?おすすめ勉強法を紹介!

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今回は金のフレーズを使った金フレ勉強法を紹介していこうと思う。

TOEICのスコアを手っ取り早くあげるにはどうすればいいか。
特に初心者の場合だと切実だろう。

それにはTOEICにでてくる単語を徹底的に覚えていけばいい。

ではTOEICにでてくる単語はどこに載っているのか。

その答えは「金のフレーズ」にある。
今日はそんな金のフレーズを紹介しよう。

金のフレーズとは

TOEIC受験者ならだれもが聞いたことのあるであろう金のフレーズ、略して金フレ。
あまりに有名すぎていまさら紹介するまでもないかもしれないが一応説明しておこう。

金フレはTOEIC指導者として定評あるTEX加藤氏が書き上げた単語帳だ。
TEX氏は80回以上TOEICを受験し、その度毎に試験で出てきた単語を書き留めた「TEXファイル」なるものを作成している。

そしてその「TEXファイル」をもとにしたのがこの金フレなのだ。

そしてこの金フレに載っている単語が本番でぼこぼこでてくることから受験生の間でも評判となっている。

そりゃ実際に試験を受けて出てきた単語をもとに作成しているのだから当然だ。

TOEICのスコアを早く上げたければTOEICに出てくる単語を覚えればいい

TOEICのスコアを手っ取り早く上げるにはどうすればいいか。

それはTOEICに頻出の単語をとにかく暗記しまくればいい。

特にTOEIC初心者の人は語彙力が足りていないことが多い。

また、700点くらいまでは順調に伸びていたけど、800点の壁がなかなか超えられないという人も聞いてみると、多くの場合語彙力に問題があることが原因だったりする。

ではなぜTOEICでスコアを上げる際に語彙力を上げるべきなのか。

理由① TOEICは毎回同じような単語が使われる

TOEICは基本的に同じような単語が使われる。

これは多くのTOEIC受験者の共通見解だ。

 

そして、なかにはTOEICに出てくる単語は簡単だという人もいる。

実際、TOEFLや英検1級などと比べると確かにTOEICに出てくる単語は簡単だ。

 

だが、それを真に受けてTOEICに出てくる語彙対策を疎かにすると途中で伸び悩むことになる。

 

TOEICは毎回同じような単語が出てくるからこそ、そこで自分の知識に抜けや漏れがあったときに毎回毎回それがもとで間違えてしまったり、文章を理解したりリスニングを理解するスピードが落ちてしまうことになる。

 

意外と単語レベルで侮ることができないのがTOEICの特徴だったりするのだ。

理由② 通常の使われ方とは異なる意味で出ることがある

これは具体的な意味を挙げよう。

例えばbenefitという語がある。これは大学受験用の単語帳などには利益などという意味で載っているだろうが、TOEICの世界では福利厚生という意味ででる。

 

また、accountという語も顧客という意味で出されたりするなど、TOEIC独特の使われ方をしていたりする。

これらの意味を押さえていないと、文脈を読み間違えてしまう可能性がある。

理由③ 語彙力があれば文章を読むスピードが上がり、リスニングも聞き取りやすくなる

リーディングパートが最後まで終わらないという人は多い。

それも十分な読解力を兼ね備えた人ですらそういう事態に陥っている。

 

また、リスニングの音声がうまく聞き取れないという人もいる。

実際のリスニング力は十分備えていたとしてもだ。

 

そんな人たちの多くは速読力が足りないわけでも精聴力が足りないわけでもない。

単に語彙力が足りないだけということが非常に多い。

 

語彙力を増やせば長文を読むスピードは勝手に上がるし、リスニングも容易に聞き取れるようになる。

 

考えてみれば当然のことだ。

語彙力がない状態で文章を読んでも、いくら文脈から意味を推測しようにも、それだけで時間がかかってしまう。

ましてや1文のなかに複数個もわからない単語があってはもはや内容理解など夢のまた夢となってしまう。

 

リスニングにしても、意味すら知らないような単語や表現を耳でいきなり聞こうとしても聞くことなどできるはずもない。

逆に意味さえ分かっていれば必要なリスニング力さえあれば余裕で聞き取ることが可能になる。

TOEICにでてくる単語とは

TOEICにでてくる単語というのは実をいうとそこまで難しいものではない。

ビジネス英語などと言われているがそこで使われる単語などごくごく一部だ。

だからTOEICは毎回毎回同じような単語ばかりが使われている。

ただ、注意点としては大学入試などでよく知られている単語のなかにはTOEICではまったく異なる意味で出題されているものもある。

そういうわけでTOEICに出てくる単語というのは案外範囲が狭くていつも同じようなものばかり使われているものの、なかには特定の意味で使われているものもあるから注意しないといけないということになる。

そんな単語を網羅するのはどうすればいいの?金フレがやってくれてるよ(笑)

TOEICに本当に出てくる単語ばかりを掲載している

金フレは本当に実際に出てくる単語ばかり使われている。

先ほどTOEICに出てくる単語は特定の範囲でしかないけど、自分たちが知っている単語の意味とは違う意味でつかわれることもあるから注意しないといけないっていった。

それを網羅的に覚えることができれば効率的に勉強することができる。

自分でその作業をするには膨大な手間と作業が必要だ。

なにより時間が大事なのにそんなことをやっていてはいくら時間があっても足りない。

それをなんとこの金フレがやってくれているのだ。

フレーズ形式になっているから頭に残りやすい

大学受験の時にもターゲットやシスタンなどさまざまな単語帳があった。

金フレはどちらかというとシスタン(システム英単語)のそれに近い。

見出し語ごとにフレーズがついていてそれを暗記していくという方式だ。

単純に単語とその意味を無機質に覚えるよりかは頭に入りやすい。

part1重要語100単語をまとめてくれている

新形式になって10問から6問へと数が減ってしまったが、この100単語さえ覚えておけばより満点に近い点数をたたき出すことが容易となった。

逆に言えばpart1対策はここに載っている100単語を覚えてあとは公式問題集で確認するという程度で完了してしまうともいえる。

多義語や定型表現もまとめられている

これもさりげなくうれしい。なかなかここまできれいにまとまっていることもないので確認という意味で非常に重宝する。

なにより本番ではここからもばかばかでる。

音声ダウンロードでリスニングもできる

金フレにはCDはついていないがその代わり出版社の公式サイトに音声ダウンロードページがある。

そこで音声をダウンロードすることができる。もちろん無料だ。

単語は目で見るだけでなく、実際に自分の耳で聞いて発音することで記憶に定着しやすくなる。

CDがついていないおかげか値段も890円とTOEICの参考書としてはお安め。

(特急シリーズ自体文庫本サイズで値段が安いのだが)

発音記号までついている

リスニングとも関連する話だが、この小さな文庫サイズでなんと発音記号まで載っている。

これは驚くべきことだ。実際、旧版では発音記号は載っていなかったという。

単語を正しい発音で覚えることはリスニングをするうえでも単語の暗記をするうえでも大事なことだ。

見出し語以外もチェックしないとだめ

ここまで褒めちぎってきた金フレだが、当然欠点もある。

金フレは見出し語が1000語というようにコンパクトな単語帳だ。

金フレを批判する人はこの見出し語の数が少なすぎると言う。

残念ながら私も同感だ。

 

とはいえTOEIC初心者が覚えていくにはいたずらに数多くの単語を覚えようとしても挫折してしまうことは目に見えている。

だから最初のうちは見出し語だけを覚えていくことに集中していくべきだ。

そして見出し語を覚えつつそれと並行して多義語やpart1重要語100単語も抑えていけばいいのだ。

 

しかし正直これだけでは心もとないことも事実だ。

最終的にはやはり欄外に書いてある類義語や関連語も押さえていく必要が出てくる。

しかも欄外に載っている単語も本番ではめちゃくちゃ出てくるのだ。

下手すると見出し語よりも出てくるのではないかと思われる単語まである(おいおい)

 

だが、これらは欄外に小さく書いてあるだけなので非常に覚えずらい。

したがって別紙に書き出したりして覚えていくほかないだろう。

これだけが金フレの唯一の弱点といえる。

 

しかし欄外に至るまですべて覚えることができればTOEICに関して語彙で困ることはなくなるだろう。

それくらいのポテンシャルを秘めた単語帳なのだ。

 

単語暗記の盲点

皆さんは単語を暗記しようとするときにどうやって暗記するだろうか。

よくありがちなのが1日10単語とか20単語ずつ覚えていくというやり方だろう。

 

だがそんなやり方では単語帳を1周するのにどれほどの時間がかかるだろうか。

たとえば金のフレーズでは見出し語だけで1000単語が掲載されている。

1日20単語ずつ覚えていくとしたら50日かかる計算になる。

 

これでは1週終えるころには最初のほうで覚えた単語など忘れてしまっているだろう。

厳しいことをいえば、単語を覚えることができていなければそれまで単語の暗記に費やしてきた時間は無駄だったというほかない。

人間の記憶

人は一度覚えたとしても1日経つとその大部分を忘却してしまう。

無味乾燥な単語暗記など数時間と経たないうちに忘却の彼方へ飛んで行ってしまう。

 

それを防ぐためにはなんども繰り返しその単語に触れていかなければならない。

だが覚えようとして、何度も単語に触れようとしてもその数が増えていく毎に時間ばかり取られ思うように勉強していくことができない。

 

そう、なにを隠そう私も単語の暗記というのは大の苦手だったのだ。

とりわけ単語帳を使っての単語暗記はすぐに挫折してしまう。

大学受験の時はまったく覚えられなくて単語帳を使うのを諦めたほどだ(笑)

そこで金フレ勉強法の出番だ

そんな私でもなんとかやり遂げることができたのがこの金フレ勉強法だ。

これは「37歳からのTOEIC勉強法」さんで紹介されているやり方をアレンジしたものだ。

なかなか画期的な方法なのでぜひ参考にしてみてほしい。

これだけやるだけでも勉強を始めたばかりの人の初心者の人なら軽く100点はスコアアップするだろう。

金フレ勉強法の対象者

  • TOEIC初心者
  • スコアでいうと400から700くらいの人が対象
  • そのほか単語でつまずいている人

金フレ勉強法概略

金フレ勉強法のおおまかな流れがこれだ。

  1. 1日に200単語ずつ見ていく
  2. そのペースでいったん1周する
  3. 1周したらその次の日から1日1周のペースで金フレを音読していく
  4. そのまま1か月ほど続ける

意外に大変そうに思えるだろうか。以下詳細。

1日目~7日目

まずは金のフレーズの見出し語を1日200単語のペースで見ていく。

この時覚えようとする必要は全くない。

というより全編通して覚えようとする必要はそこまでない。

むしろ覚えようとすると挫折してしまう元だ。

 

ここではフレーズ、日本語訳を読んでこんな単語があるのかと確認する程度でいい。

また、音源をダウンロードしているのならこのタイミングで発音を確認してみるといい。

ここで大事なのはとにかく1日200単語というペースを守ることだ。

 

5日で見出し語を確認し終わったら6日目にはパート1重要語、そのほかのコラム、7日目には多義語を確認するといい。

これで金フレを1周したわけだ。第1段階終了となる。

8日目~30日目

1周終わったら今度は1日1冊ペースで音読していく。

その際、特に暗記しようとは思わなくていい。

ここでえっ!?と驚かれるかもしれない。

たしかに単語帳を1日で1周するというのは最初は戸惑うかもしれない。

それに暗記しようとしないというのは単語暗記と矛盾しているように思える。

 

だが考えてみてほしい。

単語を覚えるにはできるだけ頻繁にその単語に触れることが有効なのだ。

毎日毎日金フレを1周すると自然と1日1回はその単語に触れることになる。

そうなると脳が勝手にこの情報(単語)は必要なものだと勘違いしてあえて覚えようとしなくても覚えていってしまうのだ。

 

その期間が大体3週間から1か月ほどだ。

それくらい経つとすらすらフレーズが口から出てくることに驚くことになる。

ただ読んでいるだけで勝手に覚えている。これは相当お得なことではないか。

注意点

1周にかかる時間は人によりけりだ。

早い人で50分くらい、遅い人では2時間近くかかる。

だがそれでも1か月近く音読していくとさすがに音読するスピードも上がってくる。

 

また、もちろん黙読のほうが早く読み進めることはできるが可能な限り音読することをお勧めする。

やはり脳的にも刺激は多い方が早く覚えられるからだ。

 

それから欄外に掲載されている単語だが、600点や700点狙いの初心者のうちはまだやらなくてもいいだろう。

当然やった方がいいに決まってはいるがあまりにもやることを増やしすぎて挫折してしまっては元も子もない。

それにそれくらいの点数ならわざわざ欄外の単語までやらなくても十分到達できる。

 

さらにやってもらえばわかる通り、金フレを音読で1周するというのはなかなか骨の折れることだ。

途中のどが渇いたり、疲れてきたり、眠気が襲ってきたりする。

だから慣れないうちから欄外の単語に手を出す必要はないといえる。

 

また、フレーズ形式になっていない一部のコラムは数も少ないことだし、音読でやるよりもごり押しの丸暗記のほうがいいかもしれない。

私もこういったコラムは結局音読してもなかなか覚えきれずに結局違うやり方で覚えてしまった(笑)

 

まとめ

金フレ勉強法は普通の単語暗記とは少しばかり趣が異なる。

とはいえその分単語が覚えきれずに挫折してしまったり、結局身にならなかったという可能性は低くなる。

これまで単語の暗記で挫折してしまったという人は一度ぜひ試してみてほしい。

TOEIC対策について気になる方はこちら



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