こんにちは、元国家公務員ブロガーのまろんです!
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます!
今回は公務員予備校の面接対策がテーマです。
- 面接対策をどうすればいいのか知りたい
- 面接対策だけ予備校で受講することはできないの?
- 各予備校の面接対策の特徴について知りたい
このような疑問に答えていきたいと思います。
- 公務員予備校ごとの対策内容
- 注意:基本的に面接対策だけを予備校で受講することはできない
- 公務員試験は面接対策が命
なおこの記事を書いている私は公務員試験に5戦5勝した元国家公務員(国家一般職の人事面接ではC評価やD評価が大半を占める中B評価をもらえた)ですのでこの記事の信頼性の担保になるのではないかな、と思います。
基本的に面接対策だけを予備校で受けることはできない
予備校別の面接対策概要
まず、公務員予備校の面接対策の内容について説明していきます。
ここで紹介するのは以下の7つの予備校です。
- TAC
- LEC
- 大原
- 大栄
- クレアール
- アガルート
- studying(旧通勤講座)
TAC
- 模擬面接・集団討論が無制限に行える。
- 座学講義は2回。
面接はやはり場慣れも大事になってきますので安心です。
大原
- 模擬面接が無制限。
- プレゼンテーション指導・集団討論練習会もあり。
- 座学講義は2回。
集団討論講習会もあるので苦手な人が多い集団討論も乗り切れそうです!
LEC
- 集団討論、模擬面接が無制限に行える。
- 校舎から遠い場合はWEBで模擬面接も可能。
- 座学講義は3回。
また、遠方の型でもwebで模擬面接が可能となっているのでこの辺りの配慮も嬉しいですね!
大栄
- 面接・論文試験をトータルでフォローしてくれる。
- 個別カウンセリング(自己分析・エントリーシート添削、論文添削、模擬面接)が5回ある。
- 集団セミナー(集団討論・集団面接・論文添削)も6回ついてくる。座学講義は6回。
論文対策とセットで行なっているので論文が不安だという人も安心できます
クレアール
- 模擬面接無制限。ただし水道橋校のみ。
- 希望者への電話質疑の仕組みあり。
- 座学講義18回(ベットエントリーシート添削もあり)
模擬面接も水道橋で行われるので近所の人は検討してみてはいかがでしょうか?
アガルート
- 模擬面接・論文試験をトータルでフォロー。
- 月1回の電話カウンセリングあり。
- 座学講義1時間、面接場所はアガルートアカデミー本社(飯田橋)
- 単科講座あり
飯田橋の本校で模擬面接も受け付けているので利用できる人はチェックしておくといいですね
また、珍しく単科で面接対策講義を開催しています!
studying(旧通勤講座)
- 面接・論文対策をフォロー.座学講義7回、ES添削課題つき。
- ただし模擬面接はなし、その代わり単科講義あり。
- さらに社会人経験者合格コースもあり
今回紹介した中では最も価格が安い上、面接対策講座が単科で受講できます。
ただし、模擬面接はありませんのでハローワークなどで補う必要があるでしょう。
また、社会人経験者合格コースもあるので社会人経験者採用試験の受験も考えている方におすすめできます!
*模擬面接はどのコースも基本同じ。座学講義の回数は地方上級・国家一般職コースの回数を掲載
もっとも効果的な面接対策は座学ではなく模擬面接です。
ですから多くの予備校が模擬面接を実施しています。
【注意】コース生でなければ模擬面接を受けられないところがほとんど
もしかしたら面接対策だけ予備校で受けたいと考えている人もいるかもしれません。
しかし、LECやTACなど大手予備校では基本的には面接対策の講座だけ受けるということはできません。
コース生(筆記試験対策とセットで受講している人)以外は受けられる面接対策が制限されることがほとんどと言えます。
実際、LEC、TAC、大栄、クレアールはコース生でなければ模擬面接・模擬討論を受けることはできないということになっています。
LECとクレアール、studyingは面接対策の座学講義は単科講座として受講可能。ただし、肝心の模擬面接は不可。
大原の場合は「オンライン個別面接」という単科講座があり、スカイプで面接指導してもらえる(費用は10万円)。
しかし、リアルの場で面接はしてもらえない。
アガルートもアガルートアカデミー本校(飯田橋)限定で模擬面接を単科講座として受講可能(こちらは費用も安く1万8千円ほど)。
以上のように大半の予備校が面接対策だけを受けることができず、単科講座を行なっているところも座学のみだっだりオンラインだけだったり場所が限定されていたりと色々制約があります。
ですから、公務員試験の面接対策を予備校でやりたいのであれば筆記試験の段階から予備校に通い始めるのが基本となります。
面接対策自体は一次の筆記試験を突破してからでも十分間に合います(私もそれで間に合いました)。
しかし、予備校に通うのは一次試験が終わってからでは遅すぎるということは公務員試験の勉強を開始する前に心にとどめておいていただきたいです。
予備校で面接対策をしてもらえると合格に近づく
模擬面接+志望先の情報で圧倒的に有利に立てる
では、予備校で面接対策をすると有利になるのかという疑問もあるかと思いますが、結論から言いますと我流で対策、あるいは無対策の人と比べて圧倒的に有利になります。
それは志望先の情報に合わせた適切な模擬面接を複数回こなすことでどんどん改善していけるからです。
例えば裁判所事務官の面接の場合、ほぼ必ず運転歴(違反歴)を聞かれます。
こういった情報を事前に持っていたら下手なことを言わずに大幅な減点を避けることができます。
予備校ではこのような情報を豊富に抱えているので志望先に合わせた質問内容を模擬面接を通して確認することができ、うまくいかなかった場合はそこを次回の模擬面接までに改善するというPDCAサイクルを回すことができます。
また、予備校の場合、独学では対策が難しい集団討論対策もしっかりと行なってくれるところも多いのでこの点でも圧倒的に有利になります。
今や公務員試験は面接が命
筆記試験だけできれば重度のコミュ障でも合格できたのは今は昔の話。
近年はどんどん面接の配点が大きくなり、もはや公務員試験といえども面接で合否が決まってしまうという事態になりつつあります。
一部の市役所では筆記試験を廃止して面接と論文だけを課すところまで出てくる始末です。
ここまではいかないにしても公務員試験はこれからもどんどん面接重視の傾向でしょう。
私自身は筆記試験重視の国家公務員になったものの、それでも官庁訪問は100%面接です。
公務員試験は面接が命だといっても過言ではないでしょう。
まとめ
- 公務員試験の面接対策だけを予備校で受けようと思っても模擬面接を行なってくれるところはほとんどなく、あっても何かしらの制約がある
- 予備校で面接対策を行おうとするならば筆記試験とセットで学べるコース生になる必要がある
- 公務員試験では面接重視の傾向が続くので他の受験生に遅れを取らないためにも予備校に通うことがおすすめ
以上です。
もちろん予備校以外にも面接対策を行うことはできます。
例えば民間企業の面接やハローワークなどでも可能です。
ただ、やはり公務員の面接とはちょっと毛色が違いますのでこのやり方はあまりおすすめしません。
その点予備校は「公務員試験」に特化しているということが非常に大きいです。
試験先の情報を持った受験のプロから的確な質問内容やアドバイスをしてもらえるというのは大きな強みといえます。
より確実に合格したいというのなら予備校を前向きに検討してみましょう。
まずは無料パンフを請求し、各校の面接対策をみてみるのはいかがでしょうか?
- TAC:模擬面接・集団討論が無制限に行える。座学講義は2回。
- 大原:模擬面接が無制限。プレゼンテーション指導・集団討論練習会もあり。座学講義は2回。
- LEC:集団討論、模擬面接が無制限に行える。校舎から遠い場合はWEBで模擬面接も可能。座学講義は3回。
- 大栄:面接・論文試験をトータルでフォローしてくれる。個別カウンセリング(自己分析・エントリーシート添削、論文添削、模擬面接)が5回ある。集団セミナー(集団討論・集団面接・論文添削)も6回ついてくる。座学講義は6回。
- クレアール:模擬面接無制限。ただし水道橋校のみ。希望者への電話質疑の仕組みあり。座学講義18回(ベットエントリーシート添削もあり)
- アガルート:模擬面接・論文試験をトータルでフォロー、月1回の電話カウンセリングあり、座学講義1時間、面接場所はアガルートアカデミー本社(飯田橋)、単科講座あり
- studying(旧通勤講座):面接・論文対策をフォロー、座学講義7回、ES添削課題つき、ただし模擬面接はなし、その代わり単科講義があり、さらに社会人経験者合格コースもあり
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして本当にありがとうございました!
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