今日はTOEICはできる限り早く卒業するべきということについて語っていこうと思う。
今回の話は、逆説的だけどTOEICの勉強に対するモティベーションが下がってきたときに読んでもらいたい。
それかいつまでたってもTOEICから卒業する決心のつかない人にも読んでもらいたい。
ちょっと生意気な書きぶりをしているけど発奮させるためだと思って許してちょーだい。
それではいこう。
TOEICなんて目的を達成する手段でしかない
TOEICに時間をかけたら負けだと思うんだよね。
そりゃ時間が豊富にあってTOEICが趣味でライフワークなんです、っていう人なら別に構わない。
でもTOEICを受ける人の大部分はそうじゃないでしょ。
就活に必要だからとか出世に必要だからとかそんな理由なわけで。
ようするにTOEICなんて目的に対する一つの手段に過ぎないわけだ。
出世とか社内の評価、それか院試のためなら明確に結果を求められてるし、そのことを見失うことは少ないと思う。
厄介なのは就活で必要だから、という人たち。
いや、就活で「必要」だと思っている人たちと言うべきか。
確かに就活ではTOEICのスコアがあった方がいいに決まってる。
でもだからと言っていつまでもだらだらTOEICをやるっていうのはいただけない。
自責の念を込めて言うと、TOEICの勉強をやっているといつのまにかTOEICでいいスコアをとることが目的になっていくんだよね。
どんどん完璧主義になっていくわけ。
要するに目的と手段が入れ替わっちゃうってわけ。おお、こわい、こわい。
そもそもなんでTOEIC受けるの?
もし出世とか就活に役立たせるみたいな目的がなかったらあなたはわざわざTOEICなんて受けます?
受けないでしょ?
それが答え。
でもそれを取り違えちゃいけない。
TOEICはあくまでも目的を達成するための一つの手段でしかない。
これ、大事。
こと就活だけに限って言えば、TOEIC以外のこと、たとえばサークルだったりインターンだったりに力を注いだ方が結果的に就活には有利になるよ、って話。
だったらTOEICなんて速攻で目標点取って、さっさと卒業しよう
だらだら時間をかけちゃダメ。
目標点を設定したら死に物狂いで勉強する。
それでバリバリ実力つけて超速攻でTOEICとはおさらば!
もし仮に時間をかけたとしても最大で半年が限度。
できれば3か月以内には勉強を終わりたい。
それ以上はダメ、ゼッタイ!
だってTOEICの最大のメリットはコスパ最強の資格ってことだから。
TOEIC最大のメリットはコスパ最強資格ってこと
TOEICを受けるうえでこの考えはとても大事。
TOEICはなまじスコアで判断されるから実感湧きづらいけど資格試験でしかないわけ。
ようするに一定の基準点(普通そこを目標点にするわけだけど)さえ超えてしまえばそれで必要十分といえる。
しかも知ってのとおり、TOEICは日本社会で過大評価されがちだからちょっといい点数をとれさえすればそれだけで評価してもらえる。
場合によってはそれがそのまま年収に反映されたりする。
こんなおいしい話はない。
じゃあその基準点っていったい何点なのか。
具体的にいえばズバリ800点だ。
現状800点超えてれば十分
世間的な評価でいえばTOEICは今のところ800点超えていれば十分すぎるほど評価される。
実のところ就活や転職市場ではAクラス、つまり860点以上はすべて同評価とみなされる。
これはつまるところぎりぎり860点の人と900点ホルダーの人と同等の評価がされるということだ。
だから強いて言えば860点さえ超えていれば就活や転職を目指す場合、それ以上のスコアは必要ないことになる。
もちろん業種によっては例外はあることにはあるのだが。
そういうわけでこれからTOEICの目標スコアをいくつにするか悩んだ場合は800点、上を目指したとしてもせいぜい860点を目標にするといい。
当然だらだらと勉強していてはコスパが下がっていてしまうばかりか場合によっては途中で挫折して800点もとれないで終わってしまうかもしれない。
だからやる気のあるうちに一気呵成に勉強を終わらしてしまうのがいい。
英語を本気で勉強したい人へ
ここまでは就活などでTOEICのスコアがほしい人向けに書いてきたが、最後に、本気で英語を勉強したい人に向けて書く。
英語を本気で勉強したい人はおそらく英語が好きなのだろう。
その心意気はよし、だ。
そしてその取っ掛かりとしてTOEICを勉強し始めたこともなかなか着眼点がいい。
実はTOEICには基本的な英会話で使われる表現や、ネイティブが使うような自然な言い回しがふんだんに使われている。
だから最初に英語の基礎を学ぶためにTOEICをやり始めるというのはよい選択だ。
ただそれも限度がある。
やはり本気で英語を勉強しようと思ったら、それこそ一刻も早くTOEICなんか卒業して「生の」英語に触れる次の段階へと進んでいくべきだ。
そしてそのタイミングというのが大体TOEICで800点をとれるくらいの実力がついたとき。
TOEICで800点取れるなら文法や単語、表現に関しては「生の」英語に触れるだけの素養がすでに備わっていると判断してもいい。
そうなったらあとは積極的にネイティブと実際に話す練習をしたり、ライティングをしたりすればいいのだ。
逆にTOEICで800点に届かないうちはまだ英語の基礎力に不備があると考えられる。
その状態から「生の」英語に触れたところで上達はするかもしれないがその効率はとても悪いだろう。
だったらTOEICで800点を超えるまでは基礎を磨いていればいいのだ。
まとめ
誤解を恐れずにいえば、TOEICに必要以上に時間と労力を費やすのはそれが生きがいだという人以外やめておいたほうがいいということだ。
就活に使うにせよ、英語を本気で勉強するにせよ、TOEICは800点、強いて言えば860点取ればそれで十分だ。
くれぐれもTOEICに深入りしないように!
そして、TOEICからさっさと卒業できるように、今だけ全力でTOEICを勉強してみよう!!
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