地元で暮らしたいな〜、と思ったことはありませんか?
もし、地元で暮らしたいのなら公務員か民間企業かどっちがいいんだろう、と思ったことはありませんか?
僕も地元に残りたかったのでその気持ちはめちゃくちゃわかります!
結論からいうと公務員一択です!
今日はその理由を説明していきますね。
(地方)公務員の場合
転勤がない
これはそもそもの大前提ですね。
もちろん出向で違う地方にいく可能性も否定はできませんがそんなことはそうそうないのが現実です。
例えば県庁職員が東京事務局にいくなんてことは・・・。
ないない(笑)
地元の民間より給料・待遇がいい
もちろん公務員よりも給料のいい企業はごまんと存在します。
ですが地元に残れる企業の中で、という条件を考えてみたら、公務員が現実的にかんがえて一番給料もよく福利厚生も整っている優良企業だと思います。
中小企業よりも給料はいいですし、育児休暇なども整備されワークライフバランスも確立、住宅手当や通勤手当まで揃ってます。
転勤もありませんので長期的な視点に立って安定した人生設計を描けるのは非常に大きいかと思います。
地元にずっといたい人間にとってこれほどの優良企業は存在しないのではないでしょうか。
ローンが簡単に組める・クレカも簡単に作れる
家を建てたい、車がほしいというときにニコニコ現金一括払いで支払える人はあまりいないんじゃないでしょうか。
そんなときはローンを組んで支払うわけですが、公務員ならローン審査に落ちることはそうそうありません。
公務員は(よっぽど反社会的な犯罪行為をしない限り)首になることも、潰れることも(夕張市のようなことにさえならなければ)ありません。
信用できますので簡単にローンを組むことができます。
クレジットカードを作るときも同様です。
よほどハイグレードなカードでもない限り普通に作れます。
もちろん個々人の信用情報次第ではありますが。
(番外編)世間体がいい
公務員はなんだかんだで世間体がいいです。
公務員だというだけで信用してもらえるのはなにもローンを組む時だけではありません。
結婚相手を探す時も公務員という肩書はなかなか有利に働きます。
いやいや、それは本人次第でしょ(笑)
そもそも地元に残れる民間企業ってどんな会社?
地元に残れる会社ってどんな会社なの?
それがわからないと比較しようがないじゃない。
大きく分けると地元中小企業、地域総合職(エリア職)、一般職、あとは地元に本社がある大企業かな?
地元に残れる可能性として高いのは地元中小企業>地域総合職(エリア職)>一般職>地元に本社がある大企業という感じかな
地元中小企業
これは言わずもがなです。
中小企業で商圏が地元周辺、事業所も地元にしかなければそもそも地元から離れたところにいく可能性はほぼゼロに近いと言えます。
ただ、中小企業ですので大企業に比べるとどうしても経営の安定性というものに欠けます。
また、待遇もどうしても見劣りします。地元の中小企業に行くくらいならなんだかんだ公務員の方が待遇がいいです(給料、福利厚生その他諸々)。
もちろん優良中小なら待遇はいいです。
でもそんなところは数も少ないし見つけるのも一苦労。
見つけたとしても採用人数も少ないし情報も少ない・・・。
コスパを考えると公務員の方が上です。
地域総合職、一般職
一般職なら転勤もないし地元に残れると思ったあなた、惜しいです。
まず、一部の例外を除けば一般職は女性しかなれません。
それから近年、一般職の枠は減少しつつあります。
文系女子の最大の受け皿だったメガバンクや地銀も一般職の枠を大幅に減らしたことは記憶に新しいです。
一般職の代わりに最近金融系を中心に増えている地域総合職。
ただ、こちらの場合だと、ブロック転勤の可能性がありますので地元に残りたいという場合には不適かと思われます。
一般職にせよ地域総合職にせよ、そもそも自分が入ろうとしている企業の営業所が自分の地元にあって、かつ自分がそこに配属されなければならないというハードルがあるわ。
加えて、給料はどうしても低く抑えられている上に、特に一般職の場合、仕事内容も多くの企業で公務員のそれと大差ないことを考えると、公務員でもいいんじゃない?ってことになるわね。
給料だけを考えるなら総合商社の一般職は例外中の例外だろうね。
地元に本社がある大企業
公務員以外で個人的にお勧めしたいのがこれ。
大企業なら給料や福利厚生を含めた待遇は公務員より上だし、地元に配属される可能性も高い。
もちろん転勤の可能性はありますが、数年くらい外にでるのは構わないという人ならお給料up・出世のチャンスにもつながりますのでお勧めできます。
僕も就活中は地元に本社がある大企業ばかり受けてた。
地元に本社があればそこで働くことができる可能性が高いと考えたからね。
それってあくまでも可能性でしょ?
配属ガチャに負け続けると地元に残れないんじゃない?
まあね~、それに地元にある大企業なんて数が知れているから地元が東京とか大阪みたいな大都市圏の人じゃないと厳しいかな・・・。
公務員と民間企業の比較
ここまで公務員と民間企業を比べてみると
地方公務員 | 地元中小企業 | 地域総合職 | 一般職 | 地元本社 | |
転勤有無 | 無し | 無し | ブロック転勤 | ほぼ無し | 有り |
地元に残る可能性 | 98% | 90% | 70~80% | 90% | 会社による |
給料・待遇 | よい | そこまでよくない | 微妙 | 微妙 | かなりいい |
ローン組みやすさ | よい | そこまでよくない | 会社による | 会社による | 会社による |
入社コスパ | 高い | 微妙 | そこそこ | そこまでよくはない | 難しい |
世間体 | まあまあ | そこまでよくない | 知名度次第 | 知名度次第 | よい |
これをみてわかる通り、公務員はよくもわるくもバランスがいいです。
地元に残って安定した人生設計を送りたいと考えているひとにとって、これほどいい選択はないのではないかと思います。
数年間の転勤が許容できるのなら次点として地元本社の大企業をお勧めします。
給料も待遇も公務員よりもいいところが多く、また、転職でほかのところへ移りやすいことが多いことも理由の一つです。
中小企業で働くくらいなら公務員になる方が長い目で見ておすすめできますね。
地元に残りたい人向けにおすすめしたい公務員の種類
地元に残りたいのなら公務員になるべきです。
とはいえ一言で公務員と言っても数多くあります。
公務員といえども中には全国転勤させられるものもあります。
そこで地元に残りたい人向けの公務員を紹介します!
地方上級
地方上級は県庁や政令指定都市のような地方公務員を指します。
転勤もありませんし、ずっと地元にいることができます。
国家一般職
総合職の場合、全国転勤がありますが一般職ならあったとしてもブロック転勤です。
もちろん採用されるブロックや官庁によって異なりますので注意が必要ですが県庁と同じく県内転勤のところもありますのでおすすめできます。
国立大学法人等
国立大学法人も基本的に採用された大学で勤務することになるので地元に残りたい人におすすめできます。
ただ、募集人数も少なく採用難易度は高めなので注意してください。
裁判所事務官(一般職)
裁判所事務官も基本的には採用された地方裁判所の管轄内で勤務します。
ただし、書記官になると全国転勤がありますので注意が必要です。
財務専門官
財務専門官の場合、各ブロックごとに配属されますが、ほとんどの職員はそのブロックの中心地に配属されます。
例えば東海財務局の場合、名古屋に配属になることが多いです。
ブロックの中心地が地元の人におすすめすることができます。
まとめ
地元に残りたいのなら民間企業よりも公務員がおすすめです。
公務員は良くも悪くもバランスがとれており、地元で暮らしていくには十分な収入と生活の安定性を手に入れることができます。
公務員と一言で言っても様々なものがありますが今回紹介した職種でしたら地元にいることができる可能性が高いですので一度検討してみてください。
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